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上エッチ新幹線

第45章 仲谷慎之助の事情⑫

やはり菜々子は超が付くほど可愛らしい。

公園で佇む菜々子に目を奪われた。

「さっき会ったばかりなのに懐かしく
感じちゃう」

俺と菜々子は数時間前に
新幹線のホームで話をしたばかり。

「そうだな」

見とれている場合ではない。

本題を切り出し彩乃を安心させなければ。

「話ってなあに?」
「俺と別れてほし……」

話を終える前に菜々子が視界から消えた。

「お腹……痛い……」

菜々子は屈んでいてお腹を擦っていた。

「大丈夫か?菜々子!」

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