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上エッチ新幹線

第38章 仲谷慎之助の事情⑨

「えッ……」
「あッ……」

彩乃の胸が露になった。

瞬時に視線を反らした。

一瞬しか目にしなかったが
俺の脳裏には鮮明に焼き付いた。

彩乃の言っていた通り
そこそこ大きい胸。

そして何よりも印象的だったのは乳輪の色。

これまで数百人の女を相手にしてきたが
ここまでピンク色に近い乳輪に
お目にかかったことは無い。

以前の俺は彩乃の乳首を
見たこともないのに
「どす黒い」と
ふざけ半分で野次っていた。

「どす黒い」までいかないにしても
それに近いイメージを彩乃には持っていた。

だからこそピンク色の乳輪は衝撃的だった。

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