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上エッチ新幹線

第29章 じゃれあっていただけ!?

私と慎之助は居酒屋の外に出された。

「随分と仲がよろしいことで」

理佳は腕を組ながら仁王立ちしている。

「俺が悪いんです。申し訳ありません」
「私も悪いです。ごめんなさい」

罰として私はマグロ漁船に乗船して
娼婦として一生を終わらせてしまうのか。

「何を謝ってるの?じゃれてただけでしょ?」
「えぇ?」
「はい?」

慎之助と私は下げていた頭を上げた。

「じゃれてただけよね?」

物凄い威圧感を放つ理佳。

「……そうです」

慎之助が口を開いた。

「なら、よろしい。限りなくアウトに
近いけど」

助かったぁ……

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