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上エッチ新幹線

第22章 財前浩平の事情②

朋美の自慰行為だ。

それが理由で自分のセックスに
自信を無くした俺は
朋美を遠ざけていた。

「だから……その……浩平さんとエッチを
した後に……浩平さんを思い出しながら……」

俺の誤解だったということか。

セックスの内容云々ではなく
回数で満たされなかったということか。

「早く言ってくれよ……そういうことは……」
「だって……あの当時は浩平さんの仕事
忙しかったし。それに女の私からなんて……」

確かにあの当時の俺は
会社からの期待を背負い忙しかった。

だからこそ30代半ばで
異例である重役クラスにまで
登り詰めることが出来た。

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