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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:大野智


和「お家!お家!」


楽しそうに言うニノ。
…なんか幼くなった?

ま、いっか。


和「おーのさん?」

『ん?』

和「こんなかずはきらい?」

『全然きらいじゃないよ!』

和「そっか!」


そんな会話をしながら退院の準備。

ま、俺はニノと話してるだけだけどね。

あいちゃんは松潤にこき使われてる。


雅「んーと。
よし。しゅーりょー!
ニノちゃん、お家帰ろっか?」

『うん!帰るぅ!』

翔「じゃあ、智くんと手をつなぐ?」


…俺?


『うん!』


ニノは笑顔で答え、左手を俺に差し出した。
その上に俺の右手を乗せて、しっかりと握った。

かずの存在を無くさないように、強く握った。



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