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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:二宮和也

『マンションに置いてあるゲーム機持ってくるので、マンションに行ってきます。』


そう言ってハウスを出た。

また一つ、嘘が増えた。


バタン。

車のドアが閉まる音がやけに虚しく聞こえた。


マイカーを走らせて、三十分ほどで俺のマンションに着く。


『ただいまー』


別に誰かがいるわけでもないのに、…ハウスでついた癖が出た。

久しぶりのマンションは少しホコリっぽくて、少しむせた。


俺は寝室に直行して、バフンとダイブした。

部屋の冷たさが妙に気持ちよくて、気づいたら夢の世界に入ってた。

ハウスで散々寝たのにね。

起きた時には、夕方が終わる頃だった。

ケータイには三件の着信。
うち、銀河二件。J一件。

それに、メール十五件。
うち、銀河十件。J一件。マネ四件。

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