
なぜ?
第11章 本能
「じゃあね名津子、行ってくるわ!」
「うん。気をつけてね!」
「ジュノ、俺たち帰るの遅くなるから、待ってなくていいぞ!」
「あら~ミンちゃん。待ってるわけないじゃない!さっさと出てけって顔してるわよ~。」
「いいからさっさと出かけろよ!」
「はいは~い。じゃーね~!」
ミンジュンはツアーの参考にしたいからと、護衛にジョディを連れて、クラブやライブハウスを回るって言って出かけて行った。
ハマーに乗るヒグマのオカマが一緒なら、ミンジュンが絡まれることは皆無だろう。
「やっと出かけたな。」
「そうだね。やっとジュノさんと二人っきりになれた。うれしい。」
なんだ名津子、オマエもアイツらが邪魔だった?俺と二人っきりになりたかった?早く言えよ~!
「お茶煎れるね。」
キッチンに立つ名津子。思わず背中から抱きしめた。
「名津子…」
「どうしたの?ジュノさん。」
「ねえ淋しかった?」
「うん。淋しかった。」
これだよ、これ!このセリフ。たまらん!
「なあ名津子、テクヒョンからプレゼント預かってきた。名津子と一緒に開けろって。」
「テギョンさんから?何だろうね~?」
俺はテクヒョンから貰った紙袋を取り出し、振ってみた。
ポンポンと箱っぽいものが動いた。
「何だろう?お菓子かな?」
俺と名津子は期待にわくわくしながら紙袋を開けた。
……………えっ!?
「フッフッフッ…」
「テクヒョン、思い出し笑い?キモいよ。」
「ジュノにさ、土産持たせたんだ。名津子と一緒に開けろって。」
「で?それがどうかしたの?」
rururururu………
「おっ。早速ジュノから電話だ。そろそろだと思ったんだ。」
テクヒョンはスピーカーで電話に出た。
「もしもし。」
「テクヒョン!!何あれ!?どういうつもり!?俺に恨みでもあんの!?」
「気に入ったか?」
「気に入るも何も、名津子、無言でいなくなっちゃたよ!!」
「まあ、頑張れよ~。」
ブチッ。
「ねえテクヒョン。何を渡したの?」
「ん?この前、アメリカで買ってきたヤツ。」
ジュノがあんなに怒るお土産って何なんだろう?
「うん。気をつけてね!」
「ジュノ、俺たち帰るの遅くなるから、待ってなくていいぞ!」
「あら~ミンちゃん。待ってるわけないじゃない!さっさと出てけって顔してるわよ~。」
「いいからさっさと出かけろよ!」
「はいは~い。じゃーね~!」
ミンジュンはツアーの参考にしたいからと、護衛にジョディを連れて、クラブやライブハウスを回るって言って出かけて行った。
ハマーに乗るヒグマのオカマが一緒なら、ミンジュンが絡まれることは皆無だろう。
「やっと出かけたな。」
「そうだね。やっとジュノさんと二人っきりになれた。うれしい。」
なんだ名津子、オマエもアイツらが邪魔だった?俺と二人っきりになりたかった?早く言えよ~!
「お茶煎れるね。」
キッチンに立つ名津子。思わず背中から抱きしめた。
「名津子…」
「どうしたの?ジュノさん。」
「ねえ淋しかった?」
「うん。淋しかった。」
これだよ、これ!このセリフ。たまらん!
「なあ名津子、テクヒョンからプレゼント預かってきた。名津子と一緒に開けろって。」
「テギョンさんから?何だろうね~?」
俺はテクヒョンから貰った紙袋を取り出し、振ってみた。
ポンポンと箱っぽいものが動いた。
「何だろう?お菓子かな?」
俺と名津子は期待にわくわくしながら紙袋を開けた。
……………えっ!?
「フッフッフッ…」
「テクヒョン、思い出し笑い?キモいよ。」
「ジュノにさ、土産持たせたんだ。名津子と一緒に開けろって。」
「で?それがどうかしたの?」
rururururu………
「おっ。早速ジュノから電話だ。そろそろだと思ったんだ。」
テクヒョンはスピーカーで電話に出た。
「もしもし。」
「テクヒョン!!何あれ!?どういうつもり!?俺に恨みでもあんの!?」
「気に入ったか?」
「気に入るも何も、名津子、無言でいなくなっちゃたよ!!」
「まあ、頑張れよ~。」
ブチッ。
「ねえテクヒョン。何を渡したの?」
「ん?この前、アメリカで買ってきたヤツ。」
ジュノがあんなに怒るお土産って何なんだろう?
