
なぜ?
第4章 想い
ジュノさん。何も言わない。
何でそんなに怒ってるの?私、何かした?
「入って。」
「はい…」
結局、引きずられたままジュノさんの部屋に連れてこられた。
まだ怒ってる。怖いな…
「何してたの?」
「えっ?」
「音楽室でヒョンと何してたのかって訊いてんの!」
「喋ってた…だけ。」
「わざわざ夜中の音楽室で?二人っきりで?」
「私がピアノ弾いてたら、ミンジュンさんが来たの。だから偶然よ。」
「ホントに?それだけ?」
「それだけ…ねえ、ジュノさんなんでそんなに怒ってるの?私、そんなに怒られるようなことした?」
「だって危ないじゃないか!ヒョンだってオトコなんだよ!それなのに、夜中に二人っきりだなんて…」
「じゃあ、今のこの場面も危ないんじゃないの?」
「お、お、俺は…名津子、俺にキスしたじゃん!」
「キスっ?!」
「寝てる俺のおでこに…」
ジュノさん真っ赤…おでこ…キス…
「ジュノさん、起きてたんだ。あれはね、おまじないよ。」
「おまじない?」
「そう。早く病気や怪我が良くなりますようにっていう。お母さんが私が小さいときによくしてくれたの?」
「へ、へ~そうなんだ。」
「うん。ジュノさん、何だと思ったの?」
「もう寝るっっっ!」
俺は恥ずかしくてベットに潜り込んだ。
何でそんなに怒ってるの?私、何かした?
「入って。」
「はい…」
結局、引きずられたままジュノさんの部屋に連れてこられた。
まだ怒ってる。怖いな…
「何してたの?」
「えっ?」
「音楽室でヒョンと何してたのかって訊いてんの!」
「喋ってた…だけ。」
「わざわざ夜中の音楽室で?二人っきりで?」
「私がピアノ弾いてたら、ミンジュンさんが来たの。だから偶然よ。」
「ホントに?それだけ?」
「それだけ…ねえ、ジュノさんなんでそんなに怒ってるの?私、そんなに怒られるようなことした?」
「だって危ないじゃないか!ヒョンだってオトコなんだよ!それなのに、夜中に二人っきりだなんて…」
「じゃあ、今のこの場面も危ないんじゃないの?」
「お、お、俺は…名津子、俺にキスしたじゃん!」
「キスっ?!」
「寝てる俺のおでこに…」
ジュノさん真っ赤…おでこ…キス…
「ジュノさん、起きてたんだ。あれはね、おまじないよ。」
「おまじない?」
「そう。早く病気や怪我が良くなりますようにっていう。お母さんが私が小さいときによくしてくれたの?」
「へ、へ~そうなんだ。」
「うん。ジュノさん、何だと思ったの?」
「もう寝るっっっ!」
俺は恥ずかしくてベットに潜り込んだ。
