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なぜ?

第16章 悪夢の始まり

怖いっ!私の知ってる亮ちゃんじゃない!

私は自分の部屋に逃げ込み鍵をかけて、ウォーキンクローゼットに隠れた。
お願い!誰か帰って来て!

「名津子~!隠れたって無駄だぞ~!」
怖いっ!誰か助けて!
足音がどんどんと近づいて来た。私の部屋のドアを開けようとガチャガチャやってる。

足音が一旦遠ざかり、ホッとしたのも束の間、今度はジュノさんの部屋のドアを開ける音がした。

あっ!ジュノさんの部屋からウォーキンクローゼットに入るドア、鍵かけてない!
急いで鍵をかけようとドアに近づいたとき、ドアが開いた。

「見~つけたっ!」
!!!!!!!!!!!!!



「やめて!お願い!やめて!」
俺の下で涙を流す名津子。
手首をクローゼットにあったネクタイで縛りあげた。
俺は名津子の太股に跨がり、Tシャツを捲り上げた。
ピンクのブラジャーに包まれた大きな胸。体にはキスマークがいっぱい付いていた。

「何これ?何でこんなにキスマークが付いてんの?誰の?」
「…」
「言えないの?ねえ、正直に言いなよ。アイツらとヤってるって。」
「違う!そんなことしてない!」
「じゃあ、このキスマークは何?」

背中に手を回して、ホックを外すと、大きな胸がブラジャーから溢れ出た。
片手で鷲掴みにし、乳首を噛んでやると一際大きな声で拒絶した。

「何かシラケるな~。あっ!そうだ!」
俺は財布から錠剤を取り出した。

「名津子、これ何か知ってる?これ使ってセックスするとものすごく気持ちいいんだって。この前お客さんに貰ったんだ~。せっかくだから名津子に飲ませてあげるよ。」

名津子の顔はひきつり、恐怖で声も出ないようだ。
俺は名津子の鼻を摘まみ、息が苦しくて口を開けたところに錠剤を入れた。
飲み込みたくなくて、口の中に押し留めていたが、やがて唾液で錠剤は溶けた。

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