バカじゃないの!?
第2章 本性
今日は来週配る
プリントのチェックらしい
先に五十嵐くんと
仕事をしていると
遅れて北条聖夜がやってきた
「遅れてごめん」
「大丈夫だよ」
「あ、俺そろそろ部活行かないと…」
五十嵐くんは
ごめんと言うような目で
私のことを見る
「いいよ」
「ありがとう、じゃあ…」
そう言って五十嵐くんは
行ってしまった
「今日はプリントのチェックか」
北条聖夜が机のプリントを
見ながら私の横に座った
「今日は早く終わりそうだね」
「そうだね」
そもそも、こんな仕事
先生がやることでしょ
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