果てない空の向こう側【ARS】
第4章 二男・翔(商社勤務)
翔「立ち食いうどん屋で別れてから、どうしてたの?」
俺はネクタイを外し、私服に着替えながらきいた。
母「道頓堀に行って、グリコの看板見てきたわ。」
翔「ベタだな。」
母「グリコの看板の向かい側に、和也そっくりの人の看板があって驚いたわ。」
翔「あぁ、俳優の二宮君かな…。確かに湿布薬の看板があるね。」
俺はラフな私服に着替えると、母さんとタクシーに乗って村上の実家の店に向かった。
昔ながらの住宅街の一角に、『お好み焼き・無限』はあった。
のれんをくぐって店に入ると、威勢のいい挨拶が聞こえた。
村「いらっしゃい! キリンみたいに首を長くして待ってたで!」
そこには、エプロンをかけた村上が立っていた。
俺はネクタイを外し、私服に着替えながらきいた。
母「道頓堀に行って、グリコの看板見てきたわ。」
翔「ベタだな。」
母「グリコの看板の向かい側に、和也そっくりの人の看板があって驚いたわ。」
翔「あぁ、俳優の二宮君かな…。確かに湿布薬の看板があるね。」
俺はラフな私服に着替えると、母さんとタクシーに乗って村上の実家の店に向かった。
昔ながらの住宅街の一角に、『お好み焼き・無限』はあった。
のれんをくぐって店に入ると、威勢のいい挨拶が聞こえた。
村「いらっしゃい! キリンみたいに首を長くして待ってたで!」
そこには、エプロンをかけた村上が立っていた。
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