箱……漆
第5章 白雪姫
「どうだい…貴彦君…
私の仕事を手伝ってみないかい?
ここ数年…会員が増えて、コンテナをもう一つ増やそうと思っているんだ…
そこの管理と運営を…君に任せたい―――――…」
イキまくった俺は、方針状態で後手の話を聞く……
姫の体は…俺の体液でベトベト……
だが…愛おしい――――…
もう…生身の生きた人間とは…sex出来ない体に俺はなっている―――――…
「――――…是非…やらせてください」
後手は、俺の前に手を差し出し…握手を求めてきた――――…
俺は…
その手を――――…強く握った…
俺は――――…今日から…
白雪姫を愛する…
プリス王子となった――――…
いや…違う…
白雪姫の棺を守る…
小人だ――――――――…
白雪姫とたまに…sexをしてしまう…
棺の番人…
棺【箱】の…小人…
【完】――――――――…
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