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狐と私と先生

第3章 止めちまえ

話は、五年後に戻り、

私は銀と一緒に、
大きな木の穴の中に入っていた。

ここは銀の住みか。
元々は、何もないトコだったけど、
私が毛布や、クッションなどを持ってきて
ちょっと可愛らしい
お部屋になっている。


「だからね~、
ちょっと先生になでられだけ
なんだってば」

小さな机で勉強しながら、説明する。

でも、銀は、
ムッスーと、しかめっ面。

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