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狐と私と先生

第8章 やっと出番!

「祈祷師さんが
銀に、なんの用ですか?」

先生は私の質問には答えず、銀を見た。

「銀 て、いうのか。
美しい銀色してるもんね」

「、、、。

先生が、生徒の質問
無視していいんですか」

ちょっとイラ付き口調で言うと、
先生はアゴに手をあてた。

「ん~、、だって、
今 説明したら、寝てる銀ちゃんに
もう一度、説明するハメになるじゃないか」


なるほど。
先生は、意外と面倒くさがり屋なんですね。

「、、それじゃ、
銀が起きるまで、質問には答えてくれないんですね」

「そうだね、、。

僕のプロフィールなら、答えてあげるけど」

「遠慮しときます」

キッパリ断ると、先生は苦笑した。

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