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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第20章 夏の思い出



櫻井『あぁ…月曜日楽しみだなぁ…』


聖輝「待ち遠しいですね。」


コンコンッ


『涼野ー?いる?』


聖輝「??!」


ガチャッ


松本「涼野」


バタンッ!!


聖輝「あぁっ!!部屋には入らないでください!!」


松本「は?何でだよ?」


聖輝「ちょっちょっと…お着替えしてまして…」


松本「着替え?男同士なのに」


聖輝「あぁぁーっ!!はっ恥ずかしいんです!!だから要件はそこで聞きます!!」


松本「はぁ…分かったよ…」


聖輝「あっあの…お話って…」


松本「お前さ、明日の夏祭り浴衣着ていくの?」


聖輝「えっなっ夏祭り?」


松本「うん、明日近くで夏祭りあるから。」


聖輝「あっあぁ…はっはい!着ます!!」


松本「そう、じゃあ適当にこっちで用意しておくわ。」


聖輝「よっよろしくお願いします!」

……行ったかな…?

聖輝「はぁぁ……」

びっくりした…

松本さんったら急に話しかけてくるんだもん…

とっさにテレビ電話切っちゃったけど、翔くんにこんな話聞かれたらやばかったなぁ…

聖輝「ふぅ…危ない危ない…」


『何が危ないの?』


聖輝「えっ…?」


恐る恐るスマホを見ると、消したつもりのテレビ電話がまだ繋がっていた。

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