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村上「いただきます。」


聖輝「あっいっいただきます！」


村上「……。」


聖輝「あっあの…村上さん…」


村上「ん？」


聖輝「あの…ケルベロスと…昔からの知り合いなんですよね…？」


村上「あぁ、うん。」


聖輝「えっと…ケルベロスって…どんな人だったんですか？」


村上「あいつ？あいつは昔からエリートで何でも一番やったわ。」


聖輝「エリート？」


村上「あぁ、勉強も運動もクラス一番。おまけにバレンタインのチョコの数も桁違い。」


聖輝「えっ？！あの人…モテるんですか…？」


村上「せやな…男前でクールなところが女に人気あったな。」


聖輝「へっへぇ…でも、エリートなのに…何で不良になられたんですか…？」


村上「さぁな…金持ちならではの悩みでもあったんちゃうか？」


聖輝「お金持ち…あぁ、確か西園寺グループの御曹司でしたよね？」


村上「西園寺？」


聖輝「えっ？ケルベロスの本名って西園寺翔ですよね？」


村上「あぁ…せやな、よう知っとるな。」


聖輝「はい、北島先生に本名聞いたので…」


村上「そうか…」


聖輝「村上さんはどうしてさが高に来たんですか？」


村上「俺？まぁ…中学ん頃から悪かったからな…行くところがなかったから来たって感じやな。」


聖輝「そうですか…」

確かに顔からして悪そう……

村上「…何や？」


聖輝「えっ？！あっいえ…何でもないです！」


村上「……。」

顔が怖いって思ったことは…内緒にしておこう…