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聖輝「ハァ…ケルベロスいなかったらいいのに……」


『ワレなめとんかコラァ？？！』


聖輝「？？！」

なっ何この声…！！

『お前…生徒会長やからって調子乗んなよ！！』


聖輝「ひぃっ！！」

この声…生徒会室からだ…！！

聖輝「あっあとで出そうっと……」


ガラガラッ！！


「クソが…！！」


聖輝「あっ…！！？」


「何や？お前もケルベロスに用事あるんか？」


聖輝「あっいや…えと……」


「何も怖がることあらへん、あいつな…ああ見えて実は」


ガシャーンッ！！


聖輝「ひゃあっ？？！」


ケル「……。」


「あーあ、こりゃご立腹なことで…ほな、頑張れよ。」


聖輝「えっ？ちょっ…」

最悪なタイミングで来ちゃった…どうしよう…！！

ケル「……。」


聖輝「あっあの…きゅっ…球技大会の…しっしし資料を……」


ケル「…チッ…！！」


聖輝「？？！」

きっ機嫌が悪い…！！

聖輝「あっあの…こっこれ、置いておきます！！」

さっさと戻ろ…！！

聖輝「しっ失礼し」


ケル「おい。」


聖輝「？？！」