テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第26章 今は耐え忍ぶ時

仕事を終え美鈴と控え室で着替えていると
同僚の紀香に誘われた。

「理佳ちゃん。これからホストクラブ行かない?
行ったことある?」
「行かない。理佳はそういうの興味ないの」

答えたのは私ではなく美鈴だった。

「理佳ちゃんに聞いてんだけど。
それに美鈴ちゃんて噂だと男に……」

『バシッ!』

その瞬間、紀香の頬に美鈴が平手打ちをした。

「ちょッ!何すんのよ!」

紀香は殴られた頬に手をやり
もう片方の手で美鈴の胸ぐらを掴んだ。

「それ以上口にしたら殺すよ。マジで」

美鈴は殺意のある眼差しを紀香に送った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ