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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第25章 智也の事情~社会人②~

理佳の部屋を少しでも遠ざけようと
窓際に置かれたベッドへ移動した。

仰向けで寝転がる美鈴の身体に覆い被さると
全身を隈無く愛する。

不本意だが。

「ぁふッ……ぁふッ……とも……」

美鈴が「智也」と俺の名を呼びそうになり
慌てて口元を手で覆う。

理佳に聞こえてはいないか。

美鈴は口元を覆う俺の手を払いのけ
再び喘ぎ声を発する。

「ぁふッ……ぁふぅんッ……気持ちいいッ……」

俺の名を叫ばないまでも
それを理佳に聞かせ挑発しているようだった。

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