
犬猿の仲良し
第16章 世界は広がる
俺達は3人輪になって座った。
周りの視線が痛いほど突き刺さる。
まぁそれはいいとして…こいつら初対面だぞ俺。
でも不思議なことに緊張はなかった。
神「どっから話そうかね?」
花「うーん…どこからだろうね?」
璃「俺から質問していいか?」
神「あぁ」
璃「まず一番聞きたかったのは…俺はこのクラスの奴等からどう思われてるんだ?」
神「まあ単刀直入に言うとモテモテだ」
神楽は迷いなく言った。
璃「モテモテ?」
神「璃玖のことを嫌ってる奴はいないって事だ」
璃「マジで…?」
よかった。
嫌われてもなんとも思わないって思ってたけど…嫌われてないって聞くと嬉しいもんだ。
神「でも話し掛けづらいところもある…まぁ話してみりゃぁそんな遠慮馬鹿馬鹿しく思えるわな」
璃「話し掛けづらい?どういうことなんだ?朝陽にもそう言われた」
神「朝陽…。すまん、話を折るがあいつから何か言われたか?」
璃「言われた」
思い出したらまたむかついてきた。
璃「健太の悪口だった。俺に近付いたら殺すって健太が皆に言ってるらしい」
花「それ、健太君の悪口じゃなくて健太君が悪口言った、じゃ?」
璃「ちげぇ。あいつはそんな事しねぇ」
花「…。お前ら!健太君に何か言われたことある奴いるか?!」
?!
こいつの呼びかける癖はもはや病気なのか。
…聞きたくないのに。
「ない!」
「聞いたことねぇな」
「まず喋ったことないし!」
「少なくともここにはいないね!」
クラスメイトの声が飛び交った。
璃「え…」
神「ガセの可能性が高いなぁこりゃ」
花「俺も言われたことないし…朝陽め…」
花火の形相が鬼のようになった。
いや、般若?
とりあえず化け物。
こえぇ。
人間って変わるんだな。
璃「待て、お前ら朝陽のこと慕ってんじゃねぇのか?」
神「まぁ…それは上辺だけだな」
周りの視線が痛いほど突き刺さる。
まぁそれはいいとして…こいつら初対面だぞ俺。
でも不思議なことに緊張はなかった。
神「どっから話そうかね?」
花「うーん…どこからだろうね?」
璃「俺から質問していいか?」
神「あぁ」
璃「まず一番聞きたかったのは…俺はこのクラスの奴等からどう思われてるんだ?」
神「まあ単刀直入に言うとモテモテだ」
神楽は迷いなく言った。
璃「モテモテ?」
神「璃玖のことを嫌ってる奴はいないって事だ」
璃「マジで…?」
よかった。
嫌われてもなんとも思わないって思ってたけど…嫌われてないって聞くと嬉しいもんだ。
神「でも話し掛けづらいところもある…まぁ話してみりゃぁそんな遠慮馬鹿馬鹿しく思えるわな」
璃「話し掛けづらい?どういうことなんだ?朝陽にもそう言われた」
神「朝陽…。すまん、話を折るがあいつから何か言われたか?」
璃「言われた」
思い出したらまたむかついてきた。
璃「健太の悪口だった。俺に近付いたら殺すって健太が皆に言ってるらしい」
花「それ、健太君の悪口じゃなくて健太君が悪口言った、じゃ?」
璃「ちげぇ。あいつはそんな事しねぇ」
花「…。お前ら!健太君に何か言われたことある奴いるか?!」
?!
こいつの呼びかける癖はもはや病気なのか。
…聞きたくないのに。
「ない!」
「聞いたことねぇな」
「まず喋ったことないし!」
「少なくともここにはいないね!」
クラスメイトの声が飛び交った。
璃「え…」
神「ガセの可能性が高いなぁこりゃ」
花「俺も言われたことないし…朝陽め…」
花火の形相が鬼のようになった。
いや、般若?
とりあえず化け物。
こえぇ。
人間って変わるんだな。
璃「待て、お前ら朝陽のこと慕ってんじゃねぇのか?」
神「まぁ…それは上辺だけだな」
