私の心の1番綺麗なところに
第33章 ほのかな恋心と送る日々
好きだ、と思った。
一緒にいて楽しくて
大学生の時から知っているから
今さら着飾らなくて気持ちが楽。
そして、社会人になって
心なしか大人の雰囲気を出し、
リードしてくれる。
大学生の頃は知らなかった姿。
就職活動も成功し、
地元の銀行で働いている。
真面目な性格だから、
きっと将来有望。
あと何回
2人で遊んだら、振り向いてくれる?
連絡は毎日取り合っているから、
脈なしではないのかもしれないけれど。
一度そう考えてしまうと
早く結果がほしくて。
早く手に入れたくて。
そのことに必死になっていた。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える