私の心の1番綺麗なところに
第26章 おさえられない気持ち
「でも、まさか川上さんが
今日来てくれるとは思いませんでした。」
遠回しに、だけど
どうして誘いに乗ってくれたのか
聞いてみた。
「あ、ごめんちょっとトイレ。」
ええっ⁈
な、なんでこんなタイミングで…
気まずくなった?
私の気持ちを察して、
面倒な話題になりそうだから
逃げた?…
めげない!
ここまで言ったんだ。
話題をそらしてたまるか。
トイレから戻ってきた川上さんに
「今日はまさか来てくれるなんて。
嬉しいです。」
と、言った。
恥なんて捨てた。
さあ、どう返す…?
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