
私の心の1番綺麗なところに
第22章 まよい
今日は予約していたカウンセリングの初日。
こわい…
だけど、なおさなきゃ
私は一生不安な生活をすごすことになる。
普通の生活がしたいから。
まだ軽い症状のうちに…
保健室の先生に声をかけ
別部屋に案内された。
「失礼します。」
「はーい!はじめまして!」
そこにいたのは
優しそうな、明るい雰囲気の
30代なかばくらいの女の人。
「はじめまして。
よろしくお願いします。」
「小野田さんよろしくね。
私は岩崎っていいます。
早速だけど悩みを聞こうか。」
私は話した。
不安だったこと、全て。
