私の心の1番綺麗なところに
第17章 心に降るのは雨か涙か
それから数日。
優貴は本当に警察に行っていた。
このままじゃ、だめだ…
私が、行くしかない…
こんなにも私のことを
想ってくれているんだから…
「…わたし、行く。」
「…澪!」
「けじめつけるね!」
「おう!就職先クビにしてやろうぜ!
警察に電話してみる。」
そう言って警察へ連絡した。
「俺も行きたかったんだけど、
今回は彼女だけで来てほしいって。
女の警察官が対応してくれる
みたいだから。」
よかった。
まだ安心。
「うん、わかった。
行ってくるね。」
「ああ、気をつけて。」
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