私の心の1番綺麗なところに
第15章 前に進むため
付き合って3ヶ月記念日。
私は同じ外国語の授業を受けて
仲良くなったメンバーで
ごはんに行き、その後優貴に会った。
優貴にとっても、私は初カノ。
お互い初めての彼氏彼女で。
優貴の部屋に行くと
優貴は喜んでいた。
3ヶ月だね、と。
私は、
そうだね、としか返せなくて。
優貴ほど笑顔になれなかった。
むしろ、どうして3ヶ月だからって
そんなに喜べるの、って
心冷ややかに優貴を見ていた。
それはきっと
疲れているせいだ。
だから、自分が思うより
感情が声や顔に出ないだけ。
仕方ないこと。
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