私の心の1番綺麗なところに
第12章 あの笑顔が。
わからなかっただけ。
たしかに、調べれば、
誰かに聞けば、わかること。
だけど、私は
隆太に教えて欲しかった。
欲を言えば、
私が来ていることを
喜んでほしいと思っていた。
なのに、なんだろう。
いままでと、違う…
逆に、私が来ていること
ううん、私からのメールでさえ
拒否されているような…
なにかしたのかな、
なにもしていない。
だって、出逢ったとき
会えてたときに比べたら
連絡もとっていないのに…
このとき、私が
心のどこかで警報を鳴らし
彼のことを諦めていたら…
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