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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第25章 水谷文乃の事情②

『本條グループの買収と引き換えに
秀吉と結婚します。あなたの為に……』

とでも言いたいか。

梶ケ谷にアイコンタクトを送った。

「ほら。遥香座って」

梶ケ谷に手を引かれ
遥香はソファーに身を沈めた。

「すみませんね。遥香大丈夫か?
昨日のセックスで疲れちゃったか?」

遥香の顔が赤くなり硬直した。

とんでもないことを梶ケ谷が
言い出したと呆れたが
どうやら結果オーライのようだ。

「やっぱり何でもありません」

本條斗真は遥香をこれ以上問い詰めなかった。

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