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[現代版] 天使と悪魔

第26章 慟哭の記憶⑦

・河合side

まず、どこから話せばいいんだろ。



屋「どうした?」

河「あ、いや何から言えばいいのかなって」

屋「おいおい、ハァ」

河「すみません」

屋「なら、こっちから質問しようか?」

河「お願いします」

屋「ふっ」



さすが屋良さん助かったぁ



屋「横尾、お前からいけ」

横「じゃトッツーの異変に気づいたのはいつ頃だったんだ?」

河「あれは」



郁祥と風磨、勝利が生まれて。

それぞれのカップル同士、みんな仲良く平和な毎日が続き。

そう…



河「合同誕生日会を計画したことがあっただろ」

ニ「そう言えば」

千「したした」

玉「確か、ミツのところの祐惺を先頭に2才の誕生日を迎える子が続くから皆で一緒にしようって」

宮「瑞稀にうちの玄樹その次が郁祥と風磨だっけ」

河「あぁ」

橋「で、琉生が最後」

山「龍也はちょっと離れていたから」

五「仲間に入れなかった 」

千「それで屋良にぃがふて腐れてね クスッ」

屋「ふててないよ」

塚「嘘、ぶつぶつ文句言ってたじゃん、クスッ」

一同「あははっ」



懐かしいなぁ、フッ!



河「が、その辺りから妙に違和感を感じるようになり」

屋「どんなふうに?」

河「笑顔が、その」

屋「んっ?」



徐々に、薄れて行き。



河「そうとしか説明のしようがねんだけどさ」

藤「それじゃあ分からないって」

橋「俺、覚えてる」

藤「えっ」

橋「泉でね洗濯してたときトッツーを見掛けたことがあったんだ」

五「ちょ待って良亮」

塚「その話し初耳だよ」

橋「ゴメンだってあの時は少し元気がないかな?としか思わなかったから」



ハッシー。





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