
[現代版] 天使と悪魔
第25章 今、決断の時
・横尾side
内「大変や早ようこっちへ来てくれ」
その尋常ではない様子に、俺は急ぎ郁人たちの部屋へ向かう。
すると―
屋「これで全員だな」
横「一体なにがあったんです?」
そこには怯えたように震えるトッツーと、その身体を護るかのように支えているミツがいて。
屋「これから、トッツーと河合に前世の記憶を明らかにして貰う」
北「待ってくれ今のトッツーには無理っす」
って事は記憶を取り戻したってわけ、ならあの様子も頷ける。
屋「時間がないんだ」
北「屋良さん」
屋「長引けば長引くほど、お前やトッツーにも危険が及ぶ」
北「んでも」
屋「それは、俺達の世界の終りでもある事を一番わかってるのはお前だろ」
北「くっ」
が、どういう事?
内「あいつの中に敵がおるんや」
なっ!?嘘だろ。
ニ「そう言われても」
千「いまいちよく分からないんだけどさ」
つまりは妖魔が。
戸「俺は…大丈夫だから」
北「なわけねぇじゃん」
宮「でも、もしそうなら」
玉「俺達は、どう戦ったらいいわけ」
山「それが分からないから問題なんです」
薮「トッツー、くっ」
それで屋良さんは…
五「必ず、何か方法があるはずだ」
塚「そうだよ、それを見つけるには」
全ての記憶を繋ぎ合わせ。
藤「そこから探し出すしかない」
横「太輔」
藤「俺達は諦めるわけにはいかないんだ」
その通りさ。
河「お願いがあります」
と、郁人が何かを決心したかの如く言葉を発する。
屋「なんだ」
河「俺に話させて下さい」
屋「なぜ」
河「宏光が言う通り、今のトッツーに話をしろという方が無理です」
屋「しかし」
河「話せたとしても感情的になり明確には語れないと思うんです」
確かに、一理ある。
河「でも俺なら冷静に話すことが出来ますトッツーの最期も自分の事も」
それは郁人の精一杯の思いやりだったんだろう。
ほんの少しでも傷つけたくないという。
俺達は、ミツとトッツーを取り囲むような状態で座り郁人が口を開くのを待った
そして、妖魔がすぐ近くにいる状況の中で記憶の繋ぎ合わせを開始ししたんだ。
来るなら来い!
だが決して負けはしないと意気込みながら。
・
内「大変や早ようこっちへ来てくれ」
その尋常ではない様子に、俺は急ぎ郁人たちの部屋へ向かう。
すると―
屋「これで全員だな」
横「一体なにがあったんです?」
そこには怯えたように震えるトッツーと、その身体を護るかのように支えているミツがいて。
屋「これから、トッツーと河合に前世の記憶を明らかにして貰う」
北「待ってくれ今のトッツーには無理っす」
って事は記憶を取り戻したってわけ、ならあの様子も頷ける。
屋「時間がないんだ」
北「屋良さん」
屋「長引けば長引くほど、お前やトッツーにも危険が及ぶ」
北「んでも」
屋「それは、俺達の世界の終りでもある事を一番わかってるのはお前だろ」
北「くっ」
が、どういう事?
内「あいつの中に敵がおるんや」
なっ!?嘘だろ。
ニ「そう言われても」
千「いまいちよく分からないんだけどさ」
つまりは妖魔が。
戸「俺は…大丈夫だから」
北「なわけねぇじゃん」
宮「でも、もしそうなら」
玉「俺達は、どう戦ったらいいわけ」
山「それが分からないから問題なんです」
薮「トッツー、くっ」
それで屋良さんは…
五「必ず、何か方法があるはずだ」
塚「そうだよ、それを見つけるには」
全ての記憶を繋ぎ合わせ。
藤「そこから探し出すしかない」
横「太輔」
藤「俺達は諦めるわけにはいかないんだ」
その通りさ。
河「お願いがあります」
と、郁人が何かを決心したかの如く言葉を発する。
屋「なんだ」
河「俺に話させて下さい」
屋「なぜ」
河「宏光が言う通り、今のトッツーに話をしろという方が無理です」
屋「しかし」
河「話せたとしても感情的になり明確には語れないと思うんです」
確かに、一理ある。
河「でも俺なら冷静に話すことが出来ますトッツーの最期も自分の事も」
それは郁人の精一杯の思いやりだったんだろう。
ほんの少しでも傷つけたくないという。
俺達は、ミツとトッツーを取り囲むような状態で座り郁人が口を開くのを待った
そして、妖魔がすぐ近くにいる状況の中で記憶の繋ぎ合わせを開始ししたんだ。
来るなら来い!
だが決して負けはしないと意気込みながら。
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