
[現代版] 天使と悪魔
第14章 慟哭の記憶⑤
・横尾side
と、その時だった。
五「あそこに誰かいる」
横「んっ?なっ、何であんな所に子供が!?」
洞窟の上に、小さな子供の姿が見え。
五「あの子、まさか」
横「郁祥か!?」
五「ヤバい何かに追われているみたいだ」
横「なに」
追いつめられている郁祥。
その背後には、得体の知れない化け物の影が。
こいつら、まだいたのかよ
五「助けなくちゃ」
横「五関は、あいつを連れ今すぐ逃げろ」
五「横尾は」
横「俺は奴を足止めする」
五「無理だって独りじゃ」
横「だが、一緒に逃げたら追いかけて来る秘密基地の場所がバレでもしたらそれこそ大変だ」
五「分かった、でも約束してくれ」
横「死ぬなとでも言いたいのか、やめとけ」
五「横尾」
横「生き残った俺らは自分が出来ることをする、それだけさ」
五「じゃ俺もその気合いで行くよ」
横「よし」
“来世で会おう五関”ふと心の中で呟いたた言葉。
本当に、そうなるとは思いもせず。
バサッ、バサッ―
五「郁祥、うえだ俺の手に掴まれ」
中島「‥‥っ」
五「早く」
横「急げ奴が来る」
ギュッ!
五「横尾!」
横「行くんだ」
五「ありがと ニコッ」
横「こっちもな、フッ」
バサッ、バサッ―
・
と、その時だった。
五「あそこに誰かいる」
横「んっ?なっ、何であんな所に子供が!?」
洞窟の上に、小さな子供の姿が見え。
五「あの子、まさか」
横「郁祥か!?」
五「ヤバい何かに追われているみたいだ」
横「なに」
追いつめられている郁祥。
その背後には、得体の知れない化け物の影が。
こいつら、まだいたのかよ
五「助けなくちゃ」
横「五関は、あいつを連れ今すぐ逃げろ」
五「横尾は」
横「俺は奴を足止めする」
五「無理だって独りじゃ」
横「だが、一緒に逃げたら追いかけて来る秘密基地の場所がバレでもしたらそれこそ大変だ」
五「分かった、でも約束してくれ」
横「死ぬなとでも言いたいのか、やめとけ」
五「横尾」
横「生き残った俺らは自分が出来ることをする、それだけさ」
五「じゃ俺もその気合いで行くよ」
横「よし」
“来世で会おう五関”ふと心の中で呟いたた言葉。
本当に、そうなるとは思いもせず。
バサッ、バサッ―
五「郁祥、うえだ俺の手に掴まれ」
中島「‥‥っ」
五「早く」
横「急げ奴が来る」
ギュッ!
五「横尾!」
横「行くんだ」
五「ありがと ニコッ」
横「こっちもな、フッ」
バサッ、バサッ―
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