
天使と悪魔
第13章 未来への架け橋
・北山side
横「もし、それが本当ならあの時の力の凄さも頷けるってもん」
北「そんなに凄かったのかあいつ」
横「亮太のシールドを打ち破るくらい」
すっげー
横「心配するなミツ」
北「んっ?」
横「俺らがついてる」
北「横尾さん」
横「ここは孤独だった俺達にやっと出来た居場所」
孤独…
横「どうした」
北「お前らは、みんなそれを抱え生きて来たんだなと思ってよ」
横「だが天使は舞い降りてくれた」
えっ?
横「郁人にはトッツーニカには健永、そして太輔にはミツお前がな ニコッ」
北「横尾さんは」
横「俺にだって、いつかは現れるさ」
北「だか、2人の上に舞い降りる事はできない」
横「気にしてるの」
北「俺は、あいつを」
横「内ってやつのこと」
北「あぁ、クッ」
横「太輔から少しは聞いた向こうでなにがあったかは知らないが別れ際、そいつは笑ってた」
北「まぁ…」
横「なら大丈夫お前はちゃんとそいつの心に愛の芽を植えてやったんだから」
北「そうならいいんだけどよ」
横「心配するな綺麗な花がきっと咲く」
北「横尾さん」
横「それよりそろそろ行ってやった方がいいんじゃない」
北「んっ?」
横「迎え来てるよ」
そう言われ振り返ると木の陰に人影が。
横「あまり心配をかけさせないでくれ、さすがに今回はかなり堪えてたみたいだし少しお手柔らかに頼む」
北「悪い」
横「それと」
北「んっ?」
横「ニカのことは俺ら悪魔に任せとけばいい」
北「でも」
横「お前は、いま自分の事を考える時間が必要だろ」
月明かりの中、木にもたれ掛かるようにして立っている藤ヶ谷。
藤「話しは終わったのか」
北「藤ヶ谷」
藤「んっ?」
北「これからは、あんまり心配かけないようにする」
藤「慣れてるさ、ニコッ」
ギュッっと。
その言葉に思わず抱きつくと黙って包み込んでくれる
その温もりの中、俺はあることを決心していた。
お前に全てをあげてもいい
それが全身全霊で愛してくれてるこいつへの今の自分の気持ちだった。
受け取ってくれるか?
静かな夜、月の光りが2人を包み込むかのように輝いてる。
まるで真実の愛を祝福するかの如く優しく。
幸せが舞い降りる事を祈りながら。
・
横「もし、それが本当ならあの時の力の凄さも頷けるってもん」
北「そんなに凄かったのかあいつ」
横「亮太のシールドを打ち破るくらい」
すっげー
横「心配するなミツ」
北「んっ?」
横「俺らがついてる」
北「横尾さん」
横「ここは孤独だった俺達にやっと出来た居場所」
孤独…
横「どうした」
北「お前らは、みんなそれを抱え生きて来たんだなと思ってよ」
横「だが天使は舞い降りてくれた」
えっ?
横「郁人にはトッツーニカには健永、そして太輔にはミツお前がな ニコッ」
北「横尾さんは」
横「俺にだって、いつかは現れるさ」
北「だか、2人の上に舞い降りる事はできない」
横「気にしてるの」
北「俺は、あいつを」
横「内ってやつのこと」
北「あぁ、クッ」
横「太輔から少しは聞いた向こうでなにがあったかは知らないが別れ際、そいつは笑ってた」
北「まぁ…」
横「なら大丈夫お前はちゃんとそいつの心に愛の芽を植えてやったんだから」
北「そうならいいんだけどよ」
横「心配するな綺麗な花がきっと咲く」
北「横尾さん」
横「それよりそろそろ行ってやった方がいいんじゃない」
北「んっ?」
横「迎え来てるよ」
そう言われ振り返ると木の陰に人影が。
横「あまり心配をかけさせないでくれ、さすがに今回はかなり堪えてたみたいだし少しお手柔らかに頼む」
北「悪い」
横「それと」
北「んっ?」
横「ニカのことは俺ら悪魔に任せとけばいい」
北「でも」
横「お前は、いま自分の事を考える時間が必要だろ」
月明かりの中、木にもたれ掛かるようにして立っている藤ヶ谷。
藤「話しは終わったのか」
北「藤ヶ谷」
藤「んっ?」
北「これからは、あんまり心配かけないようにする」
藤「慣れてるさ、ニコッ」
ギュッっと。
その言葉に思わず抱きつくと黙って包み込んでくれる
その温もりの中、俺はあることを決心していた。
お前に全てをあげてもいい
それが全身全霊で愛してくれてるこいつへの今の自分の気持ちだった。
受け取ってくれるか?
静かな夜、月の光りが2人を包み込むかのように輝いてる。
まるで真実の愛を祝福するかの如く優しく。
幸せが舞い降りる事を祈りながら。
・
