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ずっと隣で笑っていて

第11章 第十一話

俺たちは別々にねる
幼稚園の友達に笑われたみたいで

最近一人で寝るようになった


智が寝てから リビングでビールを飲む

今日も1日ご苦労様ってな感じ

布団に入って寝ようとした時 寝室のドアが開いた


枕を持った智が立っていた


「ん?どうした?」

「とーちゃん いっちょにねんね だめ?」


俯きながらモジモジしてる

「智 おいで」

布団をめくると 嬉しそうに笑う


「とーちゃん ちゅき」

抱きつく智がかわいくて かわいくて

「とーちゃんも智 だーいすきだぞ」って抱き締めた

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