恋空予報
第9章 番外編 俺の気持ち
一言目、痛い。
二言目、きつい。
もっと気持ちいいもんだと思ってた。
思ってた、だから
過去形なんだよな。
現在進行形…かな。
「っあ、じゅ、」
「大丈夫?抜く?」
「や、抜かないでっ
繋がって、たいからっ…」
せっかく潤と一つになれたんだから、
すぐに戻るなんて嫌。
潤は「ありがとう」って
優しく笑うと、俺の額にキスした。
「ふっうぅ…」
「あらら、泣いちゃった?」
嬉しくて、嬉しくて、
潤の優しさが痛いほどわかるから。
この涙は、幸せの涙なんだ。
潤、こんな俺だけど
お願いね。
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