カクテルパーティー
第5章 言葉はもつれ始めて
「お、なにそれ?
そんなのあるの?」
僕は三矢さんの上着のポケットから垂れ下がっているストラップが気になって笑いながら聞いた
「これ?
かわいいっしょ
ホワミルっていうんだよ
私の地元のキャラクターでね
実家から送ってきたんだわ」
「うん、かわいい」
僕は笑いながらこたえた
いつからか僕が、かわいい人や物に対して素直にかわいいと言えるようになったのは立花さんと出会ってからだった
素直な感情を出して話している彼女に対し、内心でつまらない見栄を張って会話している自分が非常に残念に思え
そのような時間などはとてももったいなく、つまらなく感じるようになっていた
そして、好きなら好きと言えたなら
それが一番いい
そんなのあるの?」
僕は三矢さんの上着のポケットから垂れ下がっているストラップが気になって笑いながら聞いた
「これ?
かわいいっしょ
ホワミルっていうんだよ
私の地元のキャラクターでね
実家から送ってきたんだわ」
「うん、かわいい」
僕は笑いながらこたえた
いつからか僕が、かわいい人や物に対して素直にかわいいと言えるようになったのは立花さんと出会ってからだった
素直な感情を出して話している彼女に対し、内心でつまらない見栄を張って会話している自分が非常に残念に思え
そのような時間などはとてももったいなく、つまらなく感じるようになっていた
そして、好きなら好きと言えたなら
それが一番いい
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