
アイツまで徒歩5分
第12章 夜を追いかけ朝になる
「―――――…最知…「あっ!次、露天風呂行きましょ!!」
う゛……天然、最知――――…
最知は、俺の胸キュンをスルーし…
露天風呂に向かう!
外は、少しに肌寒いが…温泉で暑くなった肌には丁度いい…
「陣ヶ岡さん!早く早く!!すげぇ…綺麗」
俺は、やれやれ…と、つられて露天風呂に向かう…
すると―――――…そこには…ライトアップされた山間や川のきらめきが…湯船の中にいる最知を…一段と綺麗に……幻想的に見せる――――…
「―――綺麗だな……」
「はい!景色最高で―――――――――…ん…」
俺は、湯船なかで…最知の唇を塞いだ…
「んっ…んぁ…///…んっ」
「最知……お前が綺麗って…言ってるの…」
チャポン―――…と…お湯が跳ねる音と…川のせせらぎの音が…同時に聞こえる…
合間…合間の――――…最知の…色のついた息づかいも…
全てが…愛おしい――――…
