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☆ラリマーの扉☆

第7章 束縛彼氏→束縛ナシの友人

「はい、分かりました。少々お待ちを」

いや…清らかな笑顔だなぁ
清楚系男子かな?

……あやしいのは、気のせいだったりして。

「なんなんだろねーカクテル」

らんはあははと笑い、話題をふった。

「えーっ気になるねぇ!」

「あっ……わたし思ったんだけどさ
るみねに、恋の予感がするの」

らんちゃん……

本当?

人差し指を唇に当ててるから
なーんか本当のような気がするなぁ。

「まじ?」

「ちょっとー2人ともっ
そんなのないからねっ!」

らんが話そうとしていた時
るみねが止めた。

「サーセンサーセン」

さりなは手を振り、軽く謝った。

「すませんすません」

らんはちょっと違う謝りかただ。

………お?


さっきのバーテンダーが
グラスを持ってきた。

出来たってことか。

「お待たせしました」

カクテルというより
オレンジジュースみたい……

でも、るみね好きそう。

「ありがとうございます」

軽く言った感謝の言葉からは
大人らしさが出ていた。

るみね…恋愛に疎い子なのに
実は恋愛経験者だったり?

あはは。ちょっと妄想しただけ。

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