アスタリスク【ARS.O】
第8章 オジサンの正体【アキ】
「“また”って…?」
私はナッチャンに聞いた。
「リーダーさ、秋にも週刊誌に撮られてるんだよ。なのにまた違う女なんて、信じらんない!」
ナッチャンは、スマホを私に見せてくれた。
そこには、オジサンに対する批判とともに、私に対する罵詈雑言の嵐があった。
あることないこと好き放題書かれていた。
ナッチャンはぷりぷり怒りながら言い続けた。
「けばけばしい紫のストールなんて巻いて、この女も何考えてんの?服装も貧乏くさいし!」
違う。
そのストールは、潤が貸してくれた大切なもので…。
「ほんと、貧乏神みたい。リーダーもこんな女のどこがいいんだろ!」
熱を出した私を心配したオジサンと潤が病院に連れて行ってくれただけで。
「消えちゃえばいいのよ、こんな女!」
私、そんなにいけないことをしたの…?
私はナッチャンに聞いた。
「リーダーさ、秋にも週刊誌に撮られてるんだよ。なのにまた違う女なんて、信じらんない!」
ナッチャンは、スマホを私に見せてくれた。
そこには、オジサンに対する批判とともに、私に対する罵詈雑言の嵐があった。
あることないこと好き放題書かれていた。
ナッチャンはぷりぷり怒りながら言い続けた。
「けばけばしい紫のストールなんて巻いて、この女も何考えてんの?服装も貧乏くさいし!」
違う。
そのストールは、潤が貸してくれた大切なもので…。
「ほんと、貧乏神みたい。リーダーもこんな女のどこがいいんだろ!」
熱を出した私を心配したオジサンと潤が病院に連れて行ってくれただけで。
「消えちゃえばいいのよ、こんな女!」
私、そんなにいけないことをしたの…?
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