
背徳教師
第10章 十時間目
乙原は、緊張ぎみに…和重先生のをジャージの上から触る――――…
『ぅ…優しく触るんだな…可愛いよ』
ジャージの膨らみを優しく撫で上げる乙原の指は……
いやらしくも…和重先生の形をなぞる――――…
『ビクビクしてる…
先生可愛い―――――…』
俺は、そんな二人の会話を見聞きしながら……
客観的に“背徳”を眺める楽しみを味わう…
影で乙原に和重先生の情報を流し…誘導し――――…
それと同時に…和重先生の生徒とのプライベートの立ち振舞いに関する硬いバリケードを…やんわり壊していく作業を繰り返した…
良く立ち寄るコンビニに…生徒がいた場合どうしたらいいか?と…
相談に乗って欲しいと和重先生から言われた時は、心のなかでガッツポーズをしたものだ!!
それからは…彼らの行動がリンクするよう…
意識するよう…
“背徳”の罠を1つづつ積み重ねて行った――――…
今では…あの普通の暮らしがピッタリだと思っていた和重先生が―――――…
生徒の誘惑に…負け“背徳”プレイを楽しんでいる―――…
