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次の日。


いよいよ僕のセカンドシングル『大切な人へ』の発売日が来た。


聖輝「あぁ…ついにこの日が来た…！！」


光樹「新曲発売日やな。」


聖輝「うっうん…」


光樹「そんな緊張せんでも大丈夫やろ、受験発表日ちゃうねんから…」


聖輝「そうなんだけど…」


光樹「まぁ…気になるか…ランキング。」


聖輝「うっうん…」


光樹「いけるやろ、1位。」


聖輝「そっそうかなぁ…？」


光樹「いけるいける！ジャニーズが出したCDなんてポンポン売れるって！」


聖輝「えぇ…それってただの思い込みじゃない…？」


光樹「そんなことないって！お前、自分が思ってる以上に人気あるから！」


聖輝「うっうーん……」


光樹「な？そんな思いつめてもしゃーないやん？」


聖輝「そっそうだね…うん、あんまり深く考えないようにしよ。」


光樹「うんうん。」


聖輝「あっそうだ、あのね、ニノのお誕生日会なんだけどね。」


光樹「おっ、計画立てたか。」


聖輝「うん！こんな風にしてみようかなって………」


光樹「……おぉ、それはそれでおもろそうやな！」


聖輝「でしょ？これ波野さんが考えてくれたんだ〜」


光樹「へぇ〜さすが波野さんやな。」


聖輝「うん！僕毎回相談してるもん！」


光樹「なるほどね、それ成功したら盛り上がるやろうなぁ〜」


聖輝「うんうん！」


光樹「でもさ、それって大丈夫なん？」


聖輝「えっ？」


光樹「いや、失敗したら終わりっていうか…」


聖輝「だっ大丈夫！絶対成功させるから！」


光樹「そう…まっ頑張れよ。」


聖輝「うん！」