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丸山「すばるくんの部屋…思ってたより片付いてるなぁ…」


聖輝「そうですね…物自体少ないですよね。」


丸山「せやね。」


聖輝「あっギターだ。」


丸山「これ使って作曲したりしてるからね。」


聖輝「そうなんですか？すごいなぁ〜」


丸山「すばるくん音楽のセンスはピカイチやから。」


聖輝「んふふ、ですね。」


丸山「すばるくんはええよなぁ…カッコいいし面白いし歌上手いし…」


聖輝「そうですね…惚れ惚れしちゃいますね…」


丸山「あれ？松潤からすばるくんに乗り移るん？」


聖輝「ふぇっ？！ちょっ何言ってるんですか？！」


丸山「あははっ、冗談やって。」


聖輝「もぉ…びっくりしたぁ…」


丸山「…でも…すばるくんは本間にカッコええよ…」


聖輝「……丸山さんも…カッコいいですよ？」


丸山「えっ？」


聖輝「カッコよくて…面白くて…身体も男らしくて…優しくて…丸山さんには丸山さんの良さが出ていますよ。」


丸山「涼野くん…」


聖輝「それに……」


丸山「それに…？」


聖輝「…上手だったし……」


丸山「えっ？」


聖輝「えっあっいや、何でもないです！とっとにかく！渋谷さんに負けないくらい丸山さんもカッコいいってことです！」


丸山「涼野くん…ありがとう…」


聖輝「いえいえ。」


ピンポーン


丸山「あっ、タクシー来たみたいやね。」


聖輝「帰りましょうか。」


僕達はできるだけ物音を立てないようにすばるくんの家を出た。