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波野「どうしたの？何か嬉しそうだね。」


聖輝「えへへ、この後酒井さんとご飯食べに行く約束してるんです。」


波野「酒井くん？へぇ〜いつの間にそんな仲良くなったの？」


聖輝「さっきそこでしゃべったんですけど、アニメの話で盛り上がって。」


波野「あっそっか、酒井くんって声優さんだったね。」


聖輝「はい！僕『山桜』大好きなんです！」


＊『山桜』は架空のアニメ。
戦国時代からタイムスリップしてきた主人公が現代で起こる様々なトラブルを解決していく話です。


波野「『山桜』かぁ…あれすごい人気あるよね。」


聖輝「はい！しかも酒井さんは主人公『柴崎武虎(しばざきたけとら)』の声優さんですからね！」


波野「そんな人がバラエティに出てくれるなんてすごいよね。」


聖輝「ですよね！僕もまさか酒井さんと会えるとは思ってなかったです。」


波野「そうだね、そろそろ楽屋出よっか。」


聖輝「はい！あの…波野さんも一緒にご飯行きますか？」


波野「ありがとう。でも今日は彼女とデートなので。」


聖輝「おぉ〜いいですね〜」


波野「ふふ、じゃあここで解散だね。お疲れ様。」


聖輝「はい、お疲れ様でした。」


楽屋から出て、僕は酒井さんを待ち、波野さんはデートに出かけた。


聖輝「デートかぁ…波野さん彼女とさんとラブラブなんだ…」


酒井「涼野くん！」


聖輝「あっ酒井さん！」


酒井「お待たせ、行こっか。」


聖輝「はい！」


僕は酒井さんと一緒にテレビ局を出た。