
Everlasting Love
第42章 初デート
二宮「ハァ…ハァ…乗って。」
聖輝「はっはい……」
僕達は車に乗って、マルキューを離れた。
聖輝「ハァ…ハァ…びっくりしました…」
二宮「あそこまで囲まれるとはな…」
聖輝「ハァ…ハァ…」
二宮「…お前さ…前も言ったけど何で変装しねぇの?」
聖輝「えっ?」
二宮「マスクするとか…帽子被るとかさ…何で何もしないの?」
聖輝「いやっ…何か…変装するの好きじゃないんですよね…」
二宮「何で?」
聖輝「うーん…そこまでコソコソするのも変かなって…」
二宮「この間も変装なしで絡まれてたのに?」
聖輝「そっそうなんですけど…何か嫌なんです…コソコソしながら町中を歩くのって…」
二宮「ん?」
聖輝「その…いちいち変装してたら気疲れしそうで…」
二宮「そう?まんまで歩く方が絡まれてしんどいと思うけど?」
聖輝「そっそうですかね……」
二宮「…腹減ったな…どっか個室あるお店ないかな…」
聖輝「個室?別にファミレスでもいいんじゃ…」
二宮「ハァ…あのね、俺達芸能人なの。そんなところ行ってたらいちいち絡まれるだろ!」
聖輝「でっでも…」
二宮「嫌いなんだよ、プライベートまで干渉されるの。」
聖輝「二宮さん……」
二宮「…あっ、あのお店前に来たことあるな…昼飯あそこでいい?」
聖輝「あっはい。」
僕達はおしゃれなカフェに入った。
