
Everlasting Love
第38章 大宮
聖輝「ハァ…ハァ…」
「ハァ…ハァ…」
聖輝「あっあの、さっきは助けてくれてありがとうございま」
「お前さ…ちょっとは変装したら?」
聖輝「えっ…?」
「一応芸能人なんだし…素のまんまで出歩くなよ。」
聖輝「あっあの…あなた…」
「…こっち。」
聖輝「あっちょっと!」
僕は男の人に手を引かれ、ある場所に連れていかれた。
聖輝「ここ…」
ジャニーズ事務所…?
聖輝「えっ?あの…」
「ったく…どこまで単純な奴なんだよ…」
聖輝「あっ…?!」
帽子とマスクを外した男の人は…僕のよく知ってる先輩だった。
そう…
二宮和也。
