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横山「えっ？！ちょっ…何これ…」


俺は今何が起きたのかまったく分からんかった。


村上「わははっ！ヨコ！俺はここにおるで！」


横山「えっ…？ヒナ…死んだんちゃうん…？」


村上「あほか！俺がお前ら置いて死ぬ訳ないやろ！」


大倉「あはははっ！信ちゃん死んだかも大作戦大成功〜！」


横山「…ちょっと待ってよ…俺さ…本間にヒナ死んだと思ったやん！！」


錦戸「騙してごめん。」


丸山「信ちゃんね、ずっと下の空き部屋におったんよ？」


横山「えっ？どういうこと？」


村上「ヨコ、上の方見てみ。」


横山「上の方…えっ？！」


よーく見ると、上の方に小さなカメラが設置されていた。


安田「あの監視カメラでヨコの様子ずっと見られてたんやで？」


横山「うわっはぁ？ちょっ…嘘やろ？！」


聖輝「横山さん。下駄箱開けましたよね？」


横山「あっ開けたけど…？」


大倉「下駄箱の中にも〜？」


横山「…！！」


ガチャッ


横山「…うわっ…最悪や…！！」


よーく見ると下駄箱にも小型カメラが紛れていた。


丸山「あははっ！ヨコの顔！」


村上「ここ開けて大きな音なった瞬間のヨコの顔、上手いこと撮れてたで！」


横山「ちょっと待ってよ…いつ仕掛けたん？！」


錦戸「横山くんが家出て行った後、業者呼んで付けてもらった。」


横山「えっ凝りすぎやろ！！」


村上「お前の彼女の協力があったからこそ、ここまでやらせていただきました。」


横山「はぁ？！やっぱりグルなん？！」


丸山「グルというか、合鍵貸してくれたのと手紙を書いてくれたくらいですけどね。」


渋谷「あとは俺達からお前へのサプライズや！」


横山「…もぉ…何やねん…！」


聖輝「ねぇねぇ、僕お腹空いた！」


安田「リビング戻ってご飯食べよ〜」


村上「あぁ…腹減ったわ…」


大倉「なぁ信ちゃん。これさ、俺が全部作ってん！」


村上「うわっ！めっちゃ美味そうやん！」


渋谷「よっしゃ！改めて乾杯すんぞ！」


「「「「「「「「乾杯！！」」」」」」」」


こうして、改めて俺の誕生日会が開催された。