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2限目の講義を受けて、僕は大学まで波野さんに迎えに来てもらってテレビ局に向かっている。


波野「涼野くん。あれからどう？体調は大丈夫？」


聖輝「はっはい！おかげさまで。」


波野「そっか、よかった…」


聖輝「波野さん…ありがとうございました…あの…事件のこと全部押しつけてしまって…」


波野「ううん。涼野くんが元気になってくれたらそれでいいから。」


聖輝「波野さん…」


波野「それに、嵐も事情聴取に付き合ってくれたからね。」


聖輝「えっ？！そうなんですか？」


波野「うん。といっても…松本くん一人だけだったけどね。」


聖輝「松本さんが…」


波野「松本くんってさ、やっぱりカッコいいよね。優しいし後輩思いだし…」


聖輝「そうですね…」


波野「んっ？どうかした？」


聖輝「あっいえ！何でもないです！」

松潤の名前を聞くだけでドキッてする…何でだろう…

…これってもしかして…

波野「テレビ局着いたよ。」


聖輝「はっはい！」