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Everlasting Love

第2章 青春の終わり



優誠「そういえば桂くん。今彼女何人おるん?」


桂一「俺?今はね…5人。」


聖輝「えっ?!ごっ5人もいるの?!」


桂一「まぁ俺の場合、女やったら何でもアリやからな!」


優誠「もうその発想自体がおかしいわ。」


聖輝「そっそうなんだ…」


桂一「…すずは?まだあのこと引きずってるん?」


聖輝「うっ…うん…」


優誠「まぁさすがにあれは俺でも傷つくけどなぁ…」


聖輝「……。」


桂一「……。」


聖輝「…僕…昔から女の子っぽいって言われてきて…小学生の頃は何とも思わなかったけど…中学に入ってからは気になってきて…」


優誠「まぁ…思春期やったしなぁ…」


聖輝「あのことがあってから…僕…自分が嫌いで嫌いで仕方がなくて…」


優誠「すず…」


聖輝「何で僕って…女の子みたいな顔に生まれてきたんだろう…何で声変わりしないの…?何で…肌が白いの…?何で…何で…?」


桂一「…すず!」


聖輝「なっなに…?」


桂一「いい加減さ…自分のコンプレックス受け入れなあかんのちゃう?」


聖輝「えっ…?」

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