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Everlasting Love

第49章 大嫌い



横山「それにしても松潤の奴…嵐に関わらないでって…すごいこと言ったなぁ…」


安田「本心やないと思うけどね…」


聖輝「いえ…あの人は僕のことが嫌いなんです…だから…」


横山「ひょっとしてさ、わざと嫌われるように仕掛けたんちゃうん?」


安田「わざと?」


横山「そう。お前の為にわざとそういうこと言ってん。」


聖輝「どうして…そんなことを…?」


横山「そりゃあ、お前に幸せになってほしいからやろ。」


安田「幸せ?」


横山「いつまでも俺だけ執着せんと、もっと視野を広げろって意味やろ。」


聖輝「視野…?」


安田「それって…好きな人を見つけろってこと?」


横山「まぁ、そういうことちゃう?」


聖輝「そんな簡単に…好きな人なんてできないよ…」


安田「そうやんな…そんな簡単に恋愛なんてできひんもんね…」


横山「まっまぁまぁ、俺の勘やから。」


聖輝「…でも、2人にお話してスッキリしました、ありがとうございます。」


安田「よかった。」


横山「よし!今日はヤスの奢りやからどんどん注文せぇよ!」


安田「えぇっ?!僕の奢りなん?!」


横山「ごちそうさまでーす!」


聖輝「安田さん、ごちそうさまです!」


安田「えぇ…もぉ…しょうがないなぁ…」


聖輝「やったぁ〜チョコレートパイ♡」


安田「チョコレートパイ?」


聖輝「はい!このお店は手作りのチョコレートパイがあるんですよね?」


横山「ない。」


聖輝「えっ?」

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