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Everlasting Love

第49章 大嫌い



聖輝「僕だって!!女の子と普通におしゃべりしたいし、一緒に遊びたいし、お付き合いもできるんだったらしたいよ!!」


聖輝「でも…でも!!怖いから…女の子が怖いから何もできないの!!」


櫻井「こっ怖い…?」


松本「涼野くん…それ…どういう意味」


聖輝「出て行って……帰って…帰ってよ!!!」


櫻井「まっ聖輝くん!落ち着いて!」


聖輝「松本さんって…僕のこと怖いんですよね?大嫌いなんですよね?だから僕に対して当たりがキツイんですよね?」


松本「あぁ…涼野くんのことは怖い、それは認める。でも嫌いなんかじゃない!むしろ…もっと涼野くんのことを知りたいと思ってる。」


聖輝「優しくしないで!!」


聖輝「僕に優しいから…諦めきれないの…!!」


松本「涼野くん……」


聖輝「…もういいです…もう吹っ切れました。」


櫻井「まっ聖輝く」


聖輝「松本さんなんて大っ嫌い!!!」


松本「涼野くん…」


聖輝「出て行ってよ!!帰って!!!」


櫻井「聖輝くん!」


聖輝「帰ってよ!!!」


松本「……分かった……」


櫻井「おい!松潤!!」


聖輝「……。」


櫻井「…聖輝くん…」


聖輝「……。」


櫻井「……別れなくていいから…雅紀と……」


聖輝「……。」


生まれてきて…一番怒ったかもしれない…


確かに僕はまーくんを利用しているかもしれない。


でも、まーくんのことは好きだし、ちゃんと恋愛をしている。


なのに…松本さんは…分かってくれない…


あの人は…僕のことが嫌いだから…だからあんな言い方するんだ…


好きな人を作れ?そんなことできるんだったらとうの昔にやってるよ!!


できないから…女の子と向き合えないから…悩んでいるのに……


聖輝「……松潤のバカ……」

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