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Everlasting Love

第48章 秘密の関係



次の日。


今日は朝から音楽番組の収録があった。


聖輝「おっおはようございます!」


「おはよう!涼野く〜ん、今日よろしくね。」


聖輝「はっはい!よろしくお願いします!」


波野「涼野くん、大丈夫、落ち着いて。」


聖輝「はっはい…!!」


久々の音楽番組。


しかも新曲披露。


どの番組収録よりも緊張してしまう。


聖輝「あー…あー!…よし。」


波野「喉の調子はいいみたいだね。」


聖輝「はっはい!」


波野「リラックスして、頑張ってね。」


聖輝「リラックス…」


「そろそろ収録始めますので、お願いします!」


聖輝「はっはい!」


波野「いってらっしゃい。」


聖輝「いっいってきます!」


僕はスタジオに入り、スタンバイをした。


「続いては、涼野聖輝くんです!」


聖輝「よっよろしくお願いします!」


「涼野くんといえば、6月20日に新曲『大切な人へ』をリリースしたばっかりなんだよね。」


聖輝「はい!友情をテーマにした楽曲になっています。」


「おぉ〜デビュー曲とはガラッと変わったね。」


聖輝「そうですね、デビュー曲がちょっとインパクトありすぎたっていうか…」


「あははっ!確かにあの歌は涼野くんしか歌えないよね。」


聖輝「今でも歌うとちょっと恥ずかしいんですよね。」


「そっかそっか、でもセカンドシングルはみんな歌える曲になってるんだよね?」


聖輝「はい、是非いろんな人に歌ってほしいと思っています。」


「おぉ〜!それでは、涼野くんに歌ってもらいます。セカンドシングル『大切な人へ』です。どうぞ。」


聖輝「……よしっ…」


僕は心の中で気合を入れた。

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