テキストサイズ

好き。

第4章 会社の上司と部下

プレゼンの準備で毎日毎日残業してるみたいで…

大丈夫かなぁって…ちょっと心配で…





コンッ

缶コーヒーをディスクに置くと、先輩はゆっくり俺の事を見上げた。




「何か僕に手伝える事はありませんか?」

「助けは…無用。」


無用とか…武士かっつーの(笑)



「毎日遅くまで残業してるじゃないですか…体壊しますよ!」

「そんなにヤワじゃないって(笑)」

「ひとりで頑張らないでください!僕達チームじゃないですか!」


「十分助けてもらってるよ?完成はしてるんだ。でも、納得いくまでやりたくてさ。そこからは私が勝手にやってる事なんだよ。」

「そんな自分勝手な事まで付き合ってもらうのは…さすがにね!」


「それでも、俺付き合いますよ!!」

「いや!納得いくまでやりたいから!ひとりでやらせて?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ